公園

「柵原ふれあい鉱山公園」は、鉱石輸送用に作られた片上鉄道の吉ケ原駅舎と操車場のあった場所に作られ、約18,400平方メートルの敷地内には、昭和30年頃の鉱山の様子や鉱山町の暮らしぶりを再現した資料館(鉄筋地上2階地下1階建、延べ1,540平方メートル)があるほか、吉ケ原駅舎は、そのまま残し、輸送用貨車や客車車輌11両は保存されています。

また、園内には芝生広場の一角に江戸時代に貨物を積んで吉井川を下った高瀬舟(鉱石の輸送用にも使われていた)を復元して飾っており、鉱山をテーマとした公園となっています。

駅舎

吉ケ原駅舎

吉ヶ原駅の駅舎は、廃止後も殆ど手を加えられずに、現役当時そのままの姿を留めていました。長らくの間、駅前に発着する路線バスの待合室として利用されていましたが、「柵原ふれあい鉱山公園」の建設工事に先駆けて、平成8年度から大規模な改修工事を実施。駅長室の中は小さな展示室のように改造され、外装は美しく化粧直しして、シンボルとも言える赤いトンガリ屋根が、再び青空に映えるようになりました。

平成18年3月2日 旧 片上鉄道 吉ヶ原駅の駅舎が登録有形文化財に指定されました。

吉ヶ原駅舎は、昭和6年2月 井ノ口-柵原間の開業時に建設され、
赤いトンガリ屋根の駅舎は、当時としては大変モダンなスタイルとして注目を浴びました。

外観だけでなく、待合室や駅長室の中もできるだけ現役当時の様子を再現し、
片上鉄道の動態保存車両とともに、“鉄道の駅”としての姿を後世に伝えていきたいと思います。

待合室には、当時の雰囲気がとてもよく残っています。
ベンチに腰を下ろしていると、やがて片上行きの汽車がやって来るような…
そんな気分になってきます。

黄福柵原駅

在りし日の片上鉄道の駅舎を再現したベンガラ色の三角屋根で、昭和初期の雰囲気の休憩所兼駅舎です。

 

芝生広場

一面に芝生が敷き詰められた「芝生広場」は、子供たちの遊び場として最適です。
お天気のいい日には、のんびりとお弁当でも広げてみてはいかがでしょう。

お問合せ

柵原ふれあい鉱山公園
柵原鉱山資料館
TEL 0868-62-7155

タイトルとURLをコピーしました